必ず、アルバムで保管する
テーマづくりをしっかりと行う
アナログで写真を残すメリットは、一覧性や編集性を持たせることができるところです。 つまり、アルバムを開いた時にどのようなことがあったのか、誰がいたのかといったことを思い出したり説明できる、あるいは自分にとって大切な思い出になったことを強調するといった機能です。 この特徴を十分に活かすためには、分類をして適切なアルバムを作りながら保管することが必要になります。 時系列を重視するのか、人物や建物などの資料性を重視するのかといったコンセプトを立てて、必要ならば複数冊に振り分ける、アルバムそのものに何らかのメモを記してとっかかりを作っておくと良いです。 誰かにあげるという場合には、必ずしも撮影した写真すべてを含まずに渡す目的に合わせて適度なボリュームに抑えるなどの工夫も有効です。

紫外線や湿度などに気を遣う
現在はフィルム撮影をして現像することも少なくなりましたが、かつてはほぼ写真としてプリントして保管していました。
そうしたものの中には、同じ時期に撮影・現像されたにもかかわらず画像の状態に大きな差が出ている写真も多く存在します。
日光や多湿環境にさらされた写真は退色しぼんやりとした絵になってしまうことがあるのです。
ある程度は仕方がないのですが、保管の仕方によって同じ時間を越えても差が出てくるので大切な写真は大事に管理しましょう。
具体的には急激な環境の変化にさらさないことを心掛けるだけでも十分と言えます。
しまう際にはこすってしまうことがないようにきちんとアルバムにしまい、乾燥剤を添付しておくことを習慣づけると良いです。